こんにちは。エリです!
K1ビザの記事をぼちぼち書いていこうと思います。前回の記事では、NOA1からNOA2受領までの一般的な流れについてご紹介しました。
しかし実際、わたし達はNOA2までスムーズに行かずに少し回り道をしてしまいました。
今回の記事では主に、私たちのNOA2受領までを詳しく書いていくので、良かったら読んでくださいね^ ^
※以下の情報は、2019年現在の情報です。移民に関する法律は予告なく変更される場合がよくあるので、私の情報は参考程度に、必ず政府のウェブサイト等の公式情報を確認してくださいね。
NOA1が届いてから…
NOA1からNOA2の待ち時間は、一般的に3ヶ月から7ヶ月と言われています。
待っている間は当然アップデートなしなので、心配性の私は「もしUSCISのミスで、私たちのケースだけプロセスから漏れてたらどうしよう」と毎日不安に思っていました。(んなわけあるか)
当時、私たちはVisaJourney の Processing Time を参考に、だいたいのUSCISの処理速度を見ながら6月末には渡米が出来るかなと予想!!
彼とビデオ電話をしながら、Processing Timeの「今、○月○日に受領したケースを承認しています」の部分をチェックし、私たちのI-129F提出日に近づいていくたびにワクワクしていました。
しかし、あと数週間でNOA2受領かと思っていた矢先に、事件は起こったのです…。ダダダダーン。
まさかの…RFE受領!!涙
2018年ゴールデンウィークのこと。
ふとUSCIS公式サイトをチェックすると、約3ヶ月間まったく変化のなかった私たちのステータスが、下のように変わっていたのです!!!
このプロセスで一番恐れていた、RFEステータスとなってしまいました…。
RFE(Request for Additional Evidence)とは、USCISが詳細を確認したい事項があるため、追加書類を要求する通知のことです。
このステータスになる理由は、I-129Fの記入漏れ、誤記入、または2人の関係を証明する書類が不十分であることが多いとのこと。証拠は十分すぎるほど提出したはずなのに、何がいけなかったのだろうと受け取ってしまった時は大ショックでした!!
「追加でなにが必要になるか等の詳細は、郵便でお知らせします」ということなので、とりあえずは彼の元にUSCISからの手紙が届くのを待つのみなのですが、数日間ずっとソワソワ。
RFE受領後からUSCISが追加書類を受領するまでの間、審査作業は一旦停止されてしまうので、1日でも手紙を受け取って、内容を確認して対応したい!!
RFEの手紙を受領。その内容とは?
数日後、USCISから彼の元にRFEの詳細が記された手紙が届きました。
RFEの理由はなんと、YES/NO質問のチェック漏れ。
数十ページにも渡るI-129Fの最後の数ページには、「あなたはテロリストですか?」「感染症にかかっていますか?」など、YES/NOで答える質問がズラッと並んでいるのですが、そのうちのひとつ「あなたはIMBを通して婚約者と出会いましたか?」を彼がチェックし忘れていたようです。
私たちの婚約関係が疑われた訳ではなかったのでホッとした反面、こんな凡ミスでRFEを受け取って、プロセスがストップされるなんて!と彼を責めたくなる気持ちがフツフツと湧き上がってきてしまいました。
しかし、「僕がもっとよくチェックしておけば、今頃NOA2を受け取っていたはずなのにっ(ウジウジ)」と、いつもはしっかり者の彼が、自分のミスに鬼のように落ち込んでいる姿を見て、責めたい気持ちをグッと堪えました(笑)
結婚前から、なにかと試される私たちの関係。
そうです、国際結婚とはすなわち、「修行」なのです。←
RFE自体はこの紙にチェックを入れて、返送すればいいだけだったので、届いたその日にUSCISに速達で送り返してもらいました。
念願のNOA2受領!!
2018/5/4にUSCISに記入漏れしていた情報を返送してからわずか4日後…。
ステータスが「RFEの追加書類を受領したから、YOU達の審査を再開するお☆」に変わっていました!もうすでに恐れていたRFEを受け取ってしまったから、残されたのはNOA2のみ!怖いものはないぜーーー
そして2018年5月26日。
彼からNOA2が郵便で届いてるよ!と電話が(泣)
嗚呼、よかった。予想外のUSCISの迅速な対応に拍手です。やればできるやん米政府!
家に帰ってステータスをチェックすると、こちらもしれっと22日に承認されたことになっておりました。(公式サイトも毎日チェックしてたのに変化なしだった)
さて、NOA2が来たということは、I-129Fが承認されたということなので、USCISとのやり取りはここで終わり。
私たちのケースはUSCISから直接 National Visa Center (NVC) という別機関へと転送されます。
これから面接まで、まだまだやることがたくさん!NOA2到着後については、また別記事でご紹介しますね。
おまけ・ビザ申請中は周りの理解を得るのが大変!
プロセスの最後まで、いつビザが発行されるか分からない & ビザが発行されたら有効期限内に直ちにアメリカへ移住しなければいけない、なんとも特殊な婚約者ビザ。
婚約者ビザを取得すると決めた時から、日本での生活はビザのタイムライン中心に動かしていく必要がありました。
2ヶ月後の予定ですら上手く立てれなかったり、プロセスがややこしいため説明が難しかったりで、周りからの理解を得るのが少し大変でした。
周りからの「いつアメリカ行くの?」の嵐
「婚約おめでとう!いつアメリカ行くの!?」
「いつ結婚するの?」
嬉しい婚約のお祝いの言葉と一緒に、上の質問をよく聞かれました。
いや、いいんです。普通聞きますよね。
ただ、自分のことなのに、ビザ面接の直前まで何一つとして答えられなすぎて辛かったです(笑)
そんなのっこっちが知りたいよぅっっ!!(ゼーハーゼーハー)
と逆ギレしてしまうこともありました。(嘘です。)
最初の方は6月末ごろに日本出発するかな〜?なんて答えていたのですが、結局6月には全然ビザが間に合わなかったので「あれ?6月にアメリカ予定って言ってなかったっけ?」と聞かれることも多かったです。
ある芸能人がアメリカに留学すると公表してから、ビザの発行が遅れてなかなか出発が出来ずに、ネットで「行く行く詐欺だ」などと叩かれているのを見て、勝手にひとりで共感していました。笑
いつ日本を出発するのか分からなくて、友達との旅行の計画にも影響が出てしまったり、当時のわたしはその名も「ビザ待ちの女・迷惑かけ子」でした。
職場に退職を告げるタイミング
アメリカ移住後はしばらく働けなくなるのがわかっていたので、なるべく渡米ギリギリまで働き続けたかったわたし。
わたしが当時メインでやっていた英文事務の仕事は、3ヶ月単位で契約更新していく形式だったため、具体的な日程も分かっていないのに、結婚し退職することを伝えたら、代わりを探されてしまい、次回の契約更新をしてもらえなくなるのではないかという心配がありました。
なので婚約者ビザの大使館の面接の日程が確定した後に、退職することを会社に伝えることにしました。(結局それでも退職2ヶ月前には報告できました。)
ただ、社内の中にはSNSで繋がっていて、わたしの婚約を知っている人もいたため、なかなか気まずかったです(笑)
前から退職が分かっていたのにすぐに会社に報告しなかったわたしのことを、良く思っていなかった人がいるのも気づいていたので、このビザ申請中の不安定な状況の理解を得るのはなかなか難しいナ〜とラスト数ヶ月は肩身が狭い思いをしながら働いていましたw
そうです。「迷惑かけ子・インザオフィス」です。
タイムライン・まとめ
- 2018/12/25 アメリカ・NYで婚約。
- 2019/1/25 USCISにI-129Fを郵送。
- 2019/2/11 NOA1が彼の家に届く。
- 2019/4/29 USCISサイトのステータスがRFEに変更される。
- 2019/5/4 RFE詳細内容が記載された手紙が彼の家に届く。必要情報と共に同日にUSCISへ返送。
- 2019/5/8 USCISサイトのステータスが「RFEの証拠を受け取りました」に変更される。
- 2019/5/26 NOA2 受領(USCISサイトでは5/22にCase Approved)←イマココ
ちょこっとつまづきましたが、無事にNOA2を受け取ることができました。
今からI-129Fを提出する皆さんも、本当に念には念を入れてチェックしてくださいね!私たちも3回くらいはチェックしたのに、記入漏れしていましたから(涙)
これで、一番長い待ち時間は終了。大きな峠は超えたぜー!!
NOA2受領後はまた提出物の準備がありますので、次回の記事も要チェケラです☆


Elly
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