こんにちは、エリです!
12月に入ってからマイアミもクリスマス一色です。
皆さんはお家をクリスマス風に飾り付けしたりしていますか?
日本だとほとんどの家庭が市販の造りもののクリスマスツリーを飾っていると思うのですが、アメリカではたくさんの家庭が本物のモミの木を購入し、飾っています(アメリカにも、造りもののクリスマスツリーを飾る家庭も多くあります)。
本物のモミの木は、一回のクリスマスしか持たないので毎年購入しなければいけないというデメリットもありますが、保管のための場所を取らない、モミの木の香りがクリスマスの雰囲気を盛り上げるというメリットがあります。
私の義理家族は本物のモミの木クリスマスツリー派なので、今回の記事ではクリスマスツリーショッピングから、飾り付けまでをご紹介していきます!
どこでモミの木は売っているの?
クリスマスの時期になると、「クリスマスツリーファーム」というモミの木農園が街のいたるところに期間限定で登場します。少し割高ですが、質のいいツリーが並びます。
そこまで気にしないという人は、コストコやチェーンのホームセンター店などにも本物のモミの木が安く売ってたりします!
クリスマスツリー・ショッピングに行ってきた
今回私は、旦那と旦那のイトコと義理の母と一緒に家の近くのクリスマスツリーファームへ行ってきました。
ビニールハウスの中には、たくさんのツリーたちが。大きさやツリーの質によって、値段がそれぞれ変わってきます。
こっちのツリーは小さすぎる、あっちのツリーは形が変だ などあーだこーだ言いながら、会場を回っていきます。
「これが今のところ一番いいツリーだけど、念の為に他のツリーも見てみよう」と進んでいるうちに、私たちの第一候補ツリーが他の家族に購入されてしまいました(涙)
「ツライ、立ち直れない。あたしゃもう泣く」とキューバ人特有のオーバーリアクションをブチかます義母を励ましながら、気を取り直して別のツリーを選びました。
お値段90ドル(2019年12月現在のレートで約9700円)。
今年しか使えないクリスマスツリーにこんなにお金をかけるなんて、アメリカのクリスマス魂はやっぱり違うなあと関心してしまいました。
購入するツリーを決めたら、働いている力持ちのおにーさんに「これに決めた!」と伝えます。
↑おにーさんがえいやっ!とツリーを横に倒し、持ってってくれます。
↑水を吸いやすいようにツリーの幹の根っこを切り落としてから、家まで運びやすいようにネットをかけてくれます。その間に私たちはお会計。
↑そのあと私たちの車までツリーを担いで、車の上に乗っけてからくくりつけるところまでやってくれます。
車が傷つかないように、持ってきたヨガマットを敷いています(笑)
アメリカでは12月になると、こうやって上にクリスマスツリーを乗っけた車が道路のいたるところに現れます!クリスマスの風物詩!
何から何までやってくれたおにーさんにありがとうーとチップを渡して、家に帰ります。
本物のクリスマスツリーの立て方
クリスマスツリーを家で立たせるためには、こんなものを使います。
このくぼみにクリスマスツリーを挿して、ネジをしめて固定します。
ツリーが安定したら、中に水を入れておくのも忘れずに!本物の木なので、綺麗な姿を保つには数日に一回、水を足してあげることも重要です。
ツリーにライトを巻いてからオーナメントを飾り付け、最後にリボンを巻いたらクリスマスツリーのデコレーションが完成です!
クリスマス二週間前くらいになると、ツリーの下にはたくさんのプレゼントが並べられます。クリスマスの朝に、家族みんなでプレゼントを開けるのが毎年恒例イベント!楽しみだな〜
ひとつひとつに意味がある義母のオーナメント
大きいクリスマスツリーは存在感がでかいので、圧迫感をなくすためにクリスマスツリーオーナメントをセットで購入し、色や形を統一しているという家も多いです。
義母もインテリアにはかなりこだわっており、家の全ての色を統一したがるのですが、クリスマスツリーオーナメントに限っては色や形がごちゃごちゃ!
それは、義母のひとつひとつのオーナメントには意味があるからなのです。
↑旦那が産まれてから初めてのクリスマスの記念オーナメントや、手形オーナメント
↑旦那や旦那の妹が小さい頃に手作りしたオーナメント
このように、何十年も昔の思い出のオーナメントを大切に取っておいて、毎年欠かさずツリーに飾ります。
小学校の先生をしている義母は、「これは何年前に教えていた〇〇って子がくれたオーナメントなの」と生徒からもらったクリスマスオーナメントも全て飾っています。
そしてさらに、義母は旅行に行くと必ずその地でクリスマスオーナメントを購入します。一つのツリーに世界中から集めたオーナメントが飾られるのって、とっても素敵ですよね!
旦那と私がヤングアメリカンズとして世界中を旅していた時は、国を移動するたびに義母のためにその国のクリスマスオーナメントを探して回っていました。
↑アイルランド、エストニアのクリスマスオーナメント
↑私たちが去年ニューヨークで婚約した時に義母に買って帰ったオーナメント
義母はツリーの飾り付けを一緒にしながら、オーナメントの意味やクリスマスの思い出をたくさん話してくれました。そんなこんなでクリスマスツリーの飾り付けは1日がかりの作業になりました。
まとめ
クリスマスって、アメリカの家族にとって本当に大切なホリデイなんですね。
義母は本物のサンタクロースのように、なが〜いプレゼントリストがあるので、これからモールへとクリスマスショッピングへと出かけますw
クリスマスの準備で、アメリカも日本の年末のようにせわしない感じです(笑)
まだまだ12月、クリスマスに関する記事を書いていきたいので、次の記事もお楽しみに!
Elly
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